ブラック大学について

こうした調査を文科省がおこなっていることをご存じでしょうか。

設置計画履行状況等調査の結果等について → http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/ninka/__icsFiles/afieldfile/2018/03/01/1401721_1.pdf

この調査は、文科省が、最近新たに開設した大学、学部・学科などが教育機関として適切に運営されているかを調べた結果です。簡単に言ってしまえば「ブラック大学を文科省が調査した結果」ともいえるのです。

多くの方はご存じないでしょうが、少子化の中でも、毎年のように新設の大学、学部、学科ができているのです。試しにネットの検索窓に「2019年新設大学」と打ち込んでみてください。最近は看護などの医療系の大学、学部の新設ラッシュになっています。看護師不足がいわれていますが、10年後には看護士あまりが問題になりそうな勢いです。

カタカナの学部、学科も増えています。グローバル△△やフロンティア△△、国際アドミニレーション△△、キャリア△△などなど。いわゆるキラキラネームと同じです。何をする大学なのかは文字からではよくわからない、といったものばかりです。

さて、そうやってどんどん増えている大学、学部、学科ですが、果たしてその中身はどうだろうか、ということです。明らかに供給過剰なのですから、トンデモ大学もその中に混じっているはずです。その一覧が上記の文科省の調査なのです。ですから、お子さんが大学受験を間近にひかえている保護者の方はぜひとも目を通しておくべき資料です。

たとえば、こんな書き方がされています。

定員充足率が0.7倍未満になっていることから、学生の確保に努めるとともに・・・

0.7倍未満ということは、もしかすると0.5倍だったり、0.3倍だったりする可能性もあるわけです。100人募集しているのに半分も学生が集まっていない、という可能性もあります。

また

定年規定に定める退職年齢を超えた専任教員数の割合が高いことから、定年規定の趣旨をふまえた適切な運用につとめるとともに・・・

高い授業料を払ったとしても、教えているのは定年をこえたおじいさん、おばあさん先生ばかり、ということです。書き方はお役所言葉でオブラートに包まれていますが、行ってはいけない大学、ともいえるのではないでしょうか。

さすがに差し障りがあるので具体的な大学名はここには書きませんが、神奈川県内の大学もたくさん掲載されています。是非ともご自分の目で確かめてみてください。すごい資料です。